ホームページは適切なカラーで効果UP!②~適切な色を選ぼう~

ホームページの「色」について、前記事では色の基礎的な情報や与えるイメージを解説しました。

前記事:ホームページは適切なカラーで効果UP!①~色の基礎知識~

今回はさらに、調査結果をもとにした好まれる色の解説や、具体的な色の選び方について考えていきましょう。

1.好まれる色とは何か

これまで各色、各トーンのイメージについてお伝えしましたが、色の印象や好みには個人差があり、調査データを見ると、面白い結果が出ています。

1-1.好みの形成

色の好みを形成するモデルのうち、早稲田大学教授 斎藤氏の提唱する3層構造モデルでは、第1層は普遍的嗜好、第2層は個人的嗜好、そして第3層は社会的嗜好とされています。

普遍的嗜好とは人種や性別、土地などを問わず好まれるものをいいます。

出典:日本リサーチセンター調べ(2019年9月調査:20代以下から60代以上までの男女11863名回答)

2019年に行われた日本リサーチセンターの調査結果で最も人気を集めた色は青で、年代・性別で分けたグループごとに見ても最も好まれている色となりました。

さらに戦前に世界中で行われた調査でも、青は最も好まれている色との結果がでたといいます。
1つの要因として挙げられるのは、青は空、水、海など、自然界で最も身近な存在から得られる色ということです。

そこに性別や年齢、過去の経験などから生じる個人的嗜好、時代や文化、環境などから影響を受ける社会的嗜好が混ざり合った結果、それぞれの色の好みが形成されていきます。

日本色彩研究所が行った高齢者(70歳前後)および若年者(20歳前後)の一般成人に行ったカラーイメージ調査によると、やはり受け取るイメージに差が生じるとのことでした。

例として紫の調査結果を見てみましょう。

参考:日本色彩研究所

ダルパープルの場合、高齢者の方が明るい、きれいといった印象を持つようですが、世代による影響はほとんどありません。
一方、ディープパープルでは若年者と高齢者の間にあるイメージの差が顕著に表れています。

高齢者はきれい、澄んでいるというイメージを持ち、好まれやすいといった結果が出ていますが、若年者は暗い、濁っているとのイメージを持ち、どちらかといえば嫌う傾向にあるようです。

全体でみると高齢者は紫のいずれのトーンでもきれいな印象を受けており、好んでいるとの結果が出ました。

2.ホームページの色を選ぶ

色の選び方は基本のイメージだけでなく、トーンやターゲットによって様々であることがお分かりいただけたと思います。
適切な色を選択するために、ホームページのターゲットや、閲覧者に与えたいイメージを固めた上で色を選んでいきましょう。

今回は例として、3つの業種のホームページについてご紹介していきます。

2-1.保育園の場合

ターゲット:保活中の保護者(25~40歳中心)
与えたいイメージ:元気、賑やか、子供がいきいきとしているイメージ

  • 基本カラーに黄色を選ぶことで、明るく、活発な印象を与える
  • 背景色はペールトーンを採用することで、全体的に優しいイメージを持たせる
  • 差し色として、カラフルなブライトトーンを取り入れ、さらに楽しい、元気な印象に

◎効果
こどもが生き生きと成長できる保育園に預けたいと考える保護者にささる。

2-2.製造業の場合

ターゲット:信頼できる製作所を探しているメーカー担当者(30~50歳の男性)
与えたいイメージ:誠実さ、信頼、技術力のあるイメージ

  • 基本カラーに青色を選ぶことで、誠実さや信頼の高い印象を与える
  • メニューなどにビビッドトーンの青をおくことで、冴えた印象やスピーディーなイメージを与える。製造業は納期という概念が強いため、プラスの印象となる
  • 背景にペールトーンの青と白で構成された画像を採用することで、ホームページを爽やかで重たくない印象に仕上げている

◎効果
安さより技術力を優先する、品質の高い製品を扱うメーカーにささる。

2-3.飲食店の場合

ターゲット:記念日などの特別な日に利用したい落ち着いた雰囲気の店を探している大人
与えたいイメージ:成熟した大人の落ち着いた雰囲気、高級感、温かみ

  • 基本カラーに紫を選ぶことで、知的で高級感のある印象を与える
  • 見出しや文字にダークトーンの紫を採用することで、高級感のある、都会的で落ち着いたトラディショナルなイメージを持たせる
  • さらに差し色として、ダークトーンの茶色を取り入れることで温かみのある、落ち着いた印象を加える

◎効果
親密な間柄の人と、食事を楽しみながら、ゆっくりと過ごしたい方にささる。

色やトーンを選定することで、ホームページに統一感を与え、的確なイメージ訴求が可能となります。
これらを参考に、自社のホームページのターゲットと合う色について、じっくり考えてみてはいかがでしょうか。

当システムではイメージカラーを自由に設定できるだけでなく、見たまま編集を使って公開されているホームページをそのまま編集しているかのように更新が可能です。
初心者の方でも簡単にホームページの編集が可能なので、ぜひホームページを思い通りに更新してみてください。

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