コーポレートサイトに必要なコンテンツ②~必要なコンテンツ~
前記事では、今や事業に欠かせないコーポレートサイトについて、役割やメリット、活用方法などをご紹介しました。
参考:コーポレートサイトに必要なコンテンツ①~役割と活用方法~
本記事では具体的にコーポレートサイトに掲載したいコンテンツについて、13のコンテンツをご紹介していきます。
ホームページを更新したいけれど、何を掲載したらいいかわからない、とお悩みの方はぜひご覧ください。
目次
コーポレートサイトに掲載しておきたいコンテンツ
コーポレートサイトには、共通で必須なコンテンツと、ユーザーが企業を理解しやすくなる推奨コンテンツがあります。
必須コンテンツについては企業を理解する上で重要なので、事前に用意しておき、必ず組み込めるようにしておきましょう。
推奨コンテンツについても可能な限り用意しておいた方が、ユーザーが自社を理解しやすくなります。
ただし、サイト公開後に拡張という形で組み込んでも問題ないため、まずは必須コンテンツを優先して用意していきましょう。
そこで、どのコンテンツが必須・推奨かを以下にまとめました。
コンテンツ | 必要度 |
---|---|
会社概要 | 必須 |
サービス/商品の説明 | 必須 |
価格 | 推奨 |
個人情報保護方針(プライバシーポリシー) | 必須 |
サイトマップ | 推奨 |
採用情報 | 必須 |
代表メッセージや社員の紹介 | 推奨 |
スタッフブログ | 推奨 |
実績一覧 | 推奨 |
お客様の声 | 推奨 |
最新情報 | 推奨 |
よくあるお問い合わせ(FAQ) | 推奨 |
お問い合わせフォーム・資料請求フォーム | 必須 |
では、コンテンツごとにどのような内容を記載すべきなのかを見ていきましょう。
1.会社概要
会社概要や概略は企業のプロフィールのようなもので、多くのユーザーが訪れるコンテンツです。
以下の6つの項目は最低限記載しておきましょう。
- 会社名
- 代表者名
- 所在地(本社・支社)
- 資本金
- 設立日
- 事業概要
もし、より細かく記載して信用度を高めたいのなら、以下の項目も追加するのがおすすめです。
- 電話番号・FAX番号
- 取引銀行
- 主要取引先
- 関連企業
- 役員名
- 従業員数
自社にとってどの情報を掲載すべきかを取捨選択し、わかりやすいように表でまとめておくようにしましょう。
2.商品/サービスの説明
自社で提供している商品・サービスについて説明するページを設けるのは、集客においてマストなコンテンツといえます。
ユーザーが会社名ではなく商品名・サービス名のみ知っている場合でも、自社コーポレートサイトまでたどり着けるようにするためです。
主要となる商品・サービスはもちろんのこと、自社で提供しているものは全て記載できるようにしましょう。
もし、複数の商品・サービスを取り扱っている場合は、ページを分けて紹介するのも見やすい構成のポイントです。
自社の商品・サービスの魅力を余すことなく紹介できるページに仕上げていきましょう。
3.価格
商品・サービスを提供している場合は、価格を掲載するのも忘れてはいけません。
いくつかのプランが用意されているなら、価格と提供サービスや特徴をわかりやすく表にまとめておくと、視認性が向上します。
もし価格を公表したくない場合は、資料請求やお問い合わせなどへの導線づくりを忘れずに行いましょう。
4.個人情報保護方針(プライバシーポリシー)
個人情報保護方針は、個人情報保護法に基づいて作成される方針で、コーポレートサイトや一企業として信用を得るために必要なコンテンツです。
多くのコーポレートサイトでは、フッターと問い合わせフォームにリンクを設置しています。
基本的にはテンプレートを用意すれば問題ありませんが、より企業に沿ったものを用意したい場合は、行政書士に作成を依頼しましょう。
5.サイトマップ
サイトマップは、コーポレートサイト内にある全ページをリスト化し、見やすくしたものを指します。
ユーザー向け(ページとしてのサイトマップ)・検索エンジンのクローラー向け(XMLサイトマップ)の2種類があります。
検索エンジンのクローラー向けXMLサイトマップの作成は、専門的な知識が必要になりますが、当システムでは自動で生成されていますのでご安心ください。
ユーザー向けにページとしてサイトマップを作成する場合は、ユーザーがほしい情報がどこにあるかわかりやすいように、見やすくページにまとめましょう。
カテゴリごとにまとめる、リスト化するといった表示方法で各ページを記載します。
ほとんどの場合、ホームページを作成する前にページの構成を書き出し、検討されているはずです。それをサイトマップに流用できます。
6.採用情報
採用活動を行っている場合、採用情報の設置もコーポレートサイトには必要です。
求人媒体では制限されてできなかった、自社の強みや特色を思う存分アピールできます。
また、先輩社員のインタビューや社長からのメッセージなどを加えることで、働く不安の解消や企業理念の共有、熱意の共感にもなるでしょう。
優秀な人材を確保したい場合、特に採用情報に力を入れてコンテンツ制作にあたりましょう。
参考:ホームページ活用講座|ホームページの求人活用法
ホームページ活用講座|Indeedに自動連携!求人情報をホームページに掲載しよう
7.代表メッセージや社員の紹介
代表メッセージや社員の紹介は、企業の印象や採用応募時のイメージをより鮮明にさせるのにおすすめです。
採用情報にまとめるのも良いですが、トップページに掲載しても問題ありません。
代表メッセージや社員の紹介では、コーポレートサイトのイメージに合うようにカラーやレイアウトにこだわりましょう。
また、笑顔の写真を掲載すれば、職場の雰囲気を明るく伝えることが可能です。
企業にどのようなイメージを持って欲しいのかも考え、掲載する写真にも工夫を凝らしていきましょう。
8.スタッフブログ
会社の一日や、日々の仕事で社員が考えていることを掲載するのがスタッフブログの役割です。
企業の裏側を見られるので、求職者にとっては有用なコンテンツとなるでしょう。
また、日常だけでなく商品・サービスに関連したジャンルのノウハウや知識を掲載するコラム式のブログでも集客に良い影響を与えます。
最近のコーポレートサイトでよく見かける手法で、商品・サービスに対して潜在的なニーズを持つ層へアプローチする方法です。
日常の発信かノウハウの発信、どちらのブログにするかは企業の運営方針によって決めていきましょう。
9.実績一覧
企業がどれだけの実績を持っているのか、一覧で確認できるようなページがあると、信頼度が高まります。
掲載できる実績が多いほどブランディングになるので、自社の実績を洗い出しておきましょう。
また、実績を掲載する際は、できるだけ内容や料金や日数などの数字、取引社名などを具体的に掲載できると、より権威性が増します。
文章だけでは伝わりにくい部分は、画像や動画を活用してアピールしていきましょう。
10.お客様の声
商品・サービスを購入する際に、第三者の意見を参考にするのは、現代の消費行動においては一般的です。
そのため、コーポレートサイトにもお客様の声を掲載しておき、商品・サービスの購入を促してあげましょう。
お客様の声は、できるだけ具体的な内容を記載してくれた方の意見を取り上げておくと、より細かな部分を伝えられるのでおすすめです。
11.最新情報
企業にとって新しい情報を発信する項目として、最新情報のページを設けておくのも良いでしょう。
プレスリリースや新商品・サービスの発表、イベントの告知など、企業が積極的に活動しているのをアピールできる点もメリットです。
12.よくあるお問い合わせ(FAQ)
企業あるいは商品・サービスについて、お問い合わせの多い内容については、あらかじめよくあるお問い合わせ(FAQ)を設けておきましょう。
ユーザーにとっては、問い合わせをするあるいは調べる手間を省くことができ、商品・サービスに興味・関心の高い状態を保てます。
一方、企業側も同じ問い合わせに対応する必要がなくなるので、業務効率化には最適なコンテンツといえるでしょう。
また、一問一答形式であれば拡張もしやすいため、コーポレートサイトを運用しながら、その都度更新していきましょう。
13.問い合わせフォーム・資料請求フォーム
お問い合わせフォームや資料請求フォームは、ユーザーが自社に興味がある場合に起こすアクションとして重要なコンテンツです。
サイトを見てわからない部分があるとき、お問い合わせフォームから企業へ連絡が取れる手段があると、顧客としても安心でしょう。
より対応をスムーズにさせるなら、お問い合わせフォームに「よくあるお問い合わせ(FAQ)」ページのリンク設置がおすすめです。
まとめ
コーポレートサイトに掲載しておきたい13のコンテンツについて、ご紹介してまいりました。
ご自身のサイトのさらなる充実化にお役立てください。
また、コーポレートサイトの役割やメリット、活用方法などについて知りたい、という方は、前記事をぜひご参照ください。
参考:コーポレートサイトに必要なコンテンツ①~役割と活用方法~