スタッフ紹介ページを作ってみよう③~作成するポイントや注意点について~
ホームページに掲載するスタッフ紹介ページについて、前記事では作成する流れや具体例などをご紹介しました。
前記事:スタッフ紹介ページを作ってみよう②~作成の流れや例文をご紹介~
今回は、スタッフ紹介ページを作成するにあたって
- スタッフ紹介ページを効果的に見せるポイント
- スタッフ紹介ページを作る際の注意点
について解説します。
1.スタッフ紹介ページを効果的に見せるポイント
スタッフ紹介ページを効果的に見せて、訪れたユーザーによい印象を与えるには、いくつかポイントがあります。
これから紹介するポイントを取り入れて、他社との差別化や注目を集めやすいページに仕上げていきましょう。
1-1.ニックネーム・あだ名を使う
BtoBサイトやコーポレートサイトなど、真面目な雰囲気を出さなければならない場合は例外ですが、ニックネームやあだ名を使うのもポイントです。
また、人の名前よりもニックネームやあだ名のほうが記憶に残りやすく、社内の雰囲気が良いことも伝わるでしょう。
1-2.メッセージ動画で視覚的に訴える
労力と時間はかかってしまうものの、スタッフのメッセージ動画を作ることで視覚的に強く訴えることができます。
スタッフが実際に働いている姿や、インタビュー形式で気持ちを伝えるなど、さまざまなアプローチ方法で紹介できるでしょう。
また、スタッフ一人ひとりではなく、全員分をまとめるのもいいかもしれません。
特に採用ホームページや企業ホームページのように、社内の雰囲気を伝える必要があるホームページには効果的です。
1-3.SNS連携でシェアをしやすくする
商品・サービスを利用するお客様の中には、きっかけや利用理由がスタッフ起因である場合もあるでしょう。
その際に、SNS連携でシェアをしやすくしておけば、より手軽に顧客とスタッフがコミュニケーションを行えます。
また、SNSをうまく運用しているスタッフにとっては、自分自身が注目される・主役になる可能性を秘めているため、モチベーションの維持にもなるでしょう。
対面によるサービスを行う事業・店舗の場合には、特にスタッフ紹介ページのSNS連携がおすすめです。
1-4.スクロール式で見やすさの配慮
スタッフ紹介ページは1ページにまとめてスクロールで閲覧できるようにしておく方が、ユーザーにとっては見やすいです。
いちいちクリックしてページを開くのは、スタッフの数が多くなるほど手間に感じてしまいます。
ユーザーが使いやすいページを心がけるのは、ホームページにおいて重要事項です。
もし、スタッフ数が多くて1ページでは長くなりすぎてしまう場合には、業務や部門といったカテゴリで分けておくといいでしょう。
2.スタッフ紹介ページを作る際の注意点
検討せずにスタッフ紹介ページを作ってしまうと、思わぬトラブルに発展する可能性があります。
スタッフ紹介ページを作る際の注意点について理解し、安全なコンテンツ作成を目指しましょう。
2-1.プライバシーを尊重する
ページに掲載したいスタッフがいたとしても、本人の希望でNGを出されたら、意見を尊重します。
強引に、あるいは無許可で掲載してしまうのは、パワハラや個人情報漏洩につながってしまいます。
- 顔写真の掲載
- プロフィールの掲載
上記を納得してもらった上で、スタッフ紹介ページに掲載しましょう。
2-2.常に新しい情報を掲載する
退職・入社によってスタッフが変わる場合があるため、常に新しい情報を掲載するように心がけるのも大切です。
目当てのスタッフにサービスしてもらいたいと考えていたが、店舗に足を運んだら退職していた、というのはクレームに発展してしまう可能性もあります。
正しく情報を伝えることは会社としての信用にも関わってきますので、定期的に情報を見直し、随時更新できるようにしましょう。
2-3.社内のパワーバランスに配慮する
スタッフ紹介ページというのは、ある種の会社・店舗の代表になるので、パワーバランスには十分に配慮しなくてはいけません。
なぜこのスタッフではないといけないのかという理由を明確にして、社内の全員が納得できる紹介ページを作成しましょう。
パワーバランスを考えずに作成した結果、社内外のトラブルにならないように注意する必要があります。
3.まとめ
今回は、スタッフ紹介ページのポイントや注意点について解説しました。
スタッフ紹介ページは、ユーザーへ信頼感や安心感を与える役割をもち、他社との差別化が図れる点でも重要なことがわかっていただけたのではないでしょうか。
スタッフの情報を収集する際はプライバシーやパワーバランスにも気をつけながら、魅力的なページを作成しましょう。