問い合わせを促すホームページの導線づくり

ホームページを見てくれている人はいるけど何も反応がない・・・。

閲覧者の滞在時間が長く、コンテンツをじっくり見ているのに問い合わせがないのであれば、導線が原因かもしれません。今回は問い合わせを促す導線づくりのポイントをご紹介します。

1. まずはホームページのゴール設定から

ホームページのゴールとは、ホームページを訪れた人に起こして欲しいアクションです。何をして欲しいのか明確でないホームページは、見るだけに留まってしまいがちです。
問い合わせをして欲しい、予約をして欲しい、商品を購入して欲しいなど、具体的な着地点を決めることが第一歩です。

ゴールが明確になれば、そのためにはどんなコンテンツが必要か、どうやってそこに導くかという視点で考えることができ、取り組むべき課題が明らかになります。自社の事業内容やマーケティング戦略に沿ったゴール設定を行いましょう。

まずはホームページのゴール設定から

2. ゴールに向かう導線を整備しよう

ゴールが決まったら、そこまでの導線を考えます。ここでは「問い合わせの獲得」を例に考えてみましょう。

ホームページを見た人が商品やサービスに興味を持って「話を聞いてみたい」「見積もりが欲しい」「予約しよう」と思ったとします。その時に“即座に”“迷わず”問い合わせができるよう誘導することが肝心です。

2-1.問い合わせボタンは常に目に入る位置に

問い合わせフォームにリンクするボタンや電話番号は、ホームページ内のどのページからも簡単に見つけられる場所に設置します。ヘッダーやフッター、サイドバーに大きく目立つように掲載するのがおすすめです。
電話番号を掲載する際は、問い合わせを受け付けている曜日・時間帯を明記すると親切です。

問い合わせボタンは常に目に入る位置に

2-2.問い合わせを促す

電話番号やメールアドレスをただ掲載するだけでなく、行動を促すことが重要です。
「些細なことでも結構ですのでお気軽にご相談ください」「ご要望を伺った上でご提案・お見積りいたします」などのメッセージを添えるだけでも、心理的ハードルはぐんと下がります。

2-3.問い合わせフォームの入力項目は最低限に

問い合わせフォームから問い合わせようと思っても、あまりに入力項目が多いと閲覧者は離脱してしまいます。なるべく情報を得たいところですが、問い合わせ後のメールや電話で確認できる項目は省略して、負担にならないよう注意しましょう。

2-4.スマートフォンユーザーに配慮する

現在はパソコンよりもスマートフォンでインターネットを利用する人が多くなっています。業種によってはスマートフォンからの閲覧が大半を占める場合もあるでしょう。
スマートフォンで見た場合の、問い合わせ先の見つけやすさ、問い合わせフォームの入力のしやすさは必ず確認しましょう。スマートフォンからタップするだけで電話をかけられるリンク設定も必須です。

閲覧者を迷わせたり、ためらわせたりせず、設定したゴールにいかにスムーズに誘導できるか、ホームページ上での行動を確認しながら、閲覧者の視点で考えてみましょう。

この記事は役に立ちましたか?