ホームページの効果倍増！動画活用のすすめ①～動画って効果あるの？～

今やニュースやレシピ、SNSなど、あらゆる情報を動画から得ることが当たり前になりました。

今後、通信環境の飛躍的な向上により、動画の閲覧機会はいっそう増えると予想されます。

テキストや画像に比べてより多くのメリットがある動画。その魅力と活用方法をご紹介します。

１．動画のメリット

一般的に動画は以下のようなメリットがあると言われています。

出典：VIDEO BREWERY:18 Marketing Statistics And What It Means For Video Marketing
wamda　Ignoring video marketing?These 11 stats reveal why you shouldn’t　2013年12月22日
一般社団法人ソーシャルデザイン　Social Design News　動画マーケティングの重要性が分かる11の統計データ

動画の最大の特長は、圧倒的な情報量です。

動画が60秒間で伝えられる情報量は、文字にして180万語分、WEBページにすると3,600ページに相当するといわれています。

雰囲気や感情、ホスピタリティなどテキストでは伝えづらいものを見える化できるのも大きな利点です。

短時間で自社や商品・サービスの魅力を伝え、良さを理解してもらうには、動画は最適なツールと言えるでしょう。

出典：VIDEO BREWERY:18 Marketing Statistics And What It Means For Video Marketing

２．動画の効果

上記のメリットから、動画の活用には以下のような効果が期待できます。

• 情報が伝わりやすい
• 記憶に残りやすい
• 購入意欲を高められる

当社のホームページサービスをご利用いただいている企業様のうち、
オリジナルの動画を作成し掲載している企業のホームページは、
動画を掲載していない企業のホームページより、
月間平均PV（ページビュー）数が約2.8倍、月間平均問合せ数が約3.9倍。

（出典：当社調べ）

これは、先に述べたように、動画が閲覧者の目にとまりやすく、記憶されやすい、情報量が多くよりたくさんの情報を提供できるため、閲覧者の問合せ意欲、購入意欲につながっているものと思われます。

３．動画のSEO効果

SEO効果に関しては、動画を掲載したからといって必ずしもホームページの検索順位が上昇する、ということはありません。
動画を掲載することが直接的なSEO効果になるというわけではないのです。

これについてはGoogleスタッフも過去に「動画コンテンツを掲載してもそれだけでは検索順位は絶対に上がらない」と公言しています。（Googleのゲイリー・イリーズ氏の発言より）

しかし、SEOの大前提である「ユーザーファースト」という理念を考慮すれば、品質の高い動画の掲載はユーザーにとって有益であり、より理解が深まるため、そういった間接的な要因でのSEO効果はあると考えられています。
（例：滞在時間の増加、被リンク数の増加、コンバージョン（最終的な獲得目標）の増加など）

現在動画を使った多くのSEO対策指南では、YouTubeへのアップロード後、ホームページに埋め込むことを勧めています。
検索ワードによってはGoogleの検索結果上部に動画が表示される可能性があり、そこからの流入も考えられます。

例）「フレンチトースト　レシピ」と検索した場合、レシピ動画が検索結果に表示される

そういったことからも、YouTubeは無料で利用でき動画の投稿も手軽なので、今から動画アップロードを運用していく場合はYouTubeの利用がおすすめです。

また動画視聴が一般的になり、Googleの検索結果にも表示されるようになった近年では、動画のSEO対策「VSEO（Video Search Engine Optimization：動画検索エンジン最適化）」という言葉も目にするようになってきました。

ユーザーからは身近になった動画も、企業側からはまだまだ提供が難しいと思われているコンテンツであり、VSEOに乗り出す競合他社も多くはないため、今のうちにVSEO対策を行うのも手段のひとつかと思われます。

今回は、動画の効果やメリットについて解説してまいりました。
では、「実際にどのような動画を作ればよいのか？」「動画を作るにはどうしたらいいのか？」といった疑問について、次記事にて解説してまいります。

次記事：ホームページの効果倍増！動画活用のすすめ②～動画の種類と制作方法～