コンテンツとは 良質で魅力的なコンテンツ作成のポイントをわかりやすく解説①~コンテンツの意味と種類~
ホームページ作成において「コンテンツ」は必要不可欠な要素です。
では具体的にこのコンテンツという言葉、何を指すのか、どのようにして作るのかご存じでしょうか。
本記事ではこの「コンテンツ」の説明から、さらに良質で魅力的な人気コンテンツを作るためのポイントまで解説します。
1.コンテンツとは?
まず、ホームページにおけるコンテンツという言葉の使い方について考えていきましょう。
コンテンツは、英語で「内容」「含量」という意味を持ちます。
そして、ホームページやブログでよく見るコンテンツとは、記事に記載されている情報そのものを指しています。
昨今はインターネットの普及に伴い、Web上に膨大な情報が掲載されるようになったからこそ、内容の質が重要になってきています。
そのため、情報の内容がどうであるか表現する”コンテンツ”という考え方が使われるようになりました。
有益で良質なコンテンツを発信しているホームページには、多くのユーザーが訪れます。
コンテンツの質が信頼や集客にもつながるので、多くの事業者・企業はホームページでコンテンツ発信をする時代になりました。
以上のことを考えると、コンテンツはメディアとも捉えることができます。
現に、カナダ出身の英文学者マーシャル・マクルーハンは、「メディアとはメッセージである」と定義しています。
今後、情報が増え続ける中で、コンテンツをメディアとして捉え、メッセージを正しく伝えていく手法を整えていくことが大切なのです。
2.コンテンツの種類と内容
情報のデジタル化が加速すると同時に、コンテンツも以下のように種類分けされるようになりました。
- モバイルコンテンツ
- デジタルコンテンツ
- Webコンテンツ
では、それぞれのコンテンツの種類と内容について見ていきましょう。
2-1.モバイルコンテンツ
スマホやタブレットで利用するコンテンツをモバイルコンテンツと呼びます。
おそらく、多くの方が触れている身近なコンテンツの1つでしょう。
例でいうと、以下のようなものがモバイルコンテンツに該当します。
- ソーシャルメディア
- スマホゲームに代表されるスマホコンテンツ
- 地図アプリ
- 写真加工アプリ
- グルメアプリ(レシピ検索)
- 辞書
上記は無料コンテンツから有料コンテンツまで多彩に提供されているのが特徴です。
2-2.デジタルコンテンツ
デジタルコンテンツは、映画や漫画、音楽など、クリエイティブな分野をデジタルデータ化したコンテンツです。
以下のようなコンテンツがデジタルコンテンツに分類されます。
- 映画
- 漫画
- イラスト
- アニメ
- 音楽
- ゲーム
- キャラクター
- テレビ番組
2011年に地上波がデジタル放送に完全移行したことで、テレビ番組もデジタルコンテンツに分類されるようになりました。
そのため、画質・音質を保ったままコピーが可能になり、著作権保護として
- コピーワンス(録画後は複製ができない)
- ダビング10(コピー9回、移動1回まで可能)
といった技術が導入されています。
2-3.Webコンテンツ
Webコンテンツは、インターネット上で公開されているホームページや記事、サービスを指します。
近年では、Webコンテンツが細かく分類されるようになり、
- ニュースコンテンツ(トレンドやスピード感を意識した情報発信がメイン)
- ソーシャルメディアコンテンツ(TwitterやInstagramといったSNSでの投稿など)
- セールスコンテンツ(ECサイトでの販売促進を目的とした情報)
以上のようなコンテンツをまとめたのがWebコンテンツです。
インターネットには情報が溢れているからこそ、偶発的あるいは故意的にコンテンツが重複する場合があります。
しかし、重複コンテンツにペナルティを課して、オリジナルコンテンツの作成を働きかけているのが、Googleが用いる検索エンジンです。
Webコンテンツはコピーがしやすいからこそ、オリジナルかつ良質なコンテンツを発信できる仕組み作りにGoogleなどの検索エンジンは注力しています。
ここまで、コンテンツの基礎知識についてご紹介してまいりました。
コンテンツがどういったものかがご理解いただけたところで、次記事では実際にコンテンツ作成について、特徴や押さえたいポイントなどを解説します。
次記事:コンテンツとは 良質で魅力的なコンテンツ作成のポイントをわかりやすく解説②~良質なコンテンツを作るには~