プロフィールページ(サイト)の作り方①~ポイント・注意点は?
ホームページやSNSで情報発信を続けビジネスや交友関係も広がり始めたら、いよいよ自分のことを紹介するプロフィールページやプロフィールサイトを持ちたい!とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事ではそんな方のために、プロフィールページ・プロフィールサイトの作り方のポイントと注意点について解説します。

目次
1.プロフィールページ・プロフィールサイトとは?

プロフィールページ・プロフィールサイトとは、その名の通り自身について、あるいは現在行っている事業の情報を掲載するためのページ(サイト)です。
主に個人事業主やフリーランスの方が作成するケースが多く、中には小・中規模の会社の代表者が作成している場合もあります。
そのページを閲覧すれば、おおよそどのような人、経歴なのかがわかるように作成するのが適切です。
1-1.ポートフォリオサイトとの違いは?
混同しやすいものに、ポートフォリオサイトがあります。
ポートフォリオサイトは、どちらかというと制作物や受賞歴などの実績にフォーカスされたサイトです。
一方、プロフィールページは、ある人物の人柄や経歴にフォーカスされます。
お互いに掲載する内容が重複する可能性は高いものの、どちらにフォーカスされるのかによって、呼ばれ方が違うのを覚えておきましょう。
2.プロフィールページの役割

プロフィールページには
- 差別化
- 信頼感
- 親近感
という3つの役割があります。
では、それぞれの役割について詳しく見ていきましょう。
2-1.他社と差別化ができる
プロフィールページは、他社との差別化としての役割があります。
たとえ類似の商品・サービスを提供していたとしても、プロフィールページがあることで運営者の顔が見えてくるはずです。
自己紹介や経歴など、運営者や企業の代表者のことがわかると、それだけで他社との違いになるでしょう。
2-2.信頼性を高める
信頼性を高めるための役割としても、プロフィールページは役立ちます。
商品・サービスを購入する際に、どのような方・企業が販売しているのか不透明な場合、ユーザーは不信感を抱くでしょう。
一方、プロフィールが掲載されていると、誠実さ・熱意を伝えられるので、より安心して購入・契約してくれるはずです。
2-3.親近感をアピールできる
プロフィールページには、親近感をアピールできる側面も持っています。
例えば、運営している企業代表者の出身地が一緒だった場合、出会ったことがなくても親近感が湧いてしまうはずです。
家族構成や経歴、年齢など、プロフィールページには多彩な情報を掲載することで、一人の人間が運営していると認識させられます。
親近感は警戒心を解き、より商品・サービス・企業を知ってもらうきっかけになるので、プロフィールページは大切な役割といえるでしょう。
3.プロフィールページのメリットとは?

プロフィールページのメリットはどのような点にあるのでしょうか。
ここでは、大きく4つに分けてメリットをご紹介します。
3-1.情報を見やすく整理できる
プロフィールページでは、自分自身を紹介するために必要な情報だけを掲載することができます。
SNSでは自分のプロフィール欄には文字数制限があり、古い投稿は埋もれてしまうため、限られた中でアピールしなくてはいけません。
一方、プロフィールページでは、自由に自分の情報を掲載できるため、訪問者にとって必要な情報を的確に伝えることができます。
また、ムダな情報を排除して、ページの読みやすさに配慮できる点もメリットでしょう。
3-2.見せたい情報を厳選できる
Webサイトやホームページのテーマによって、掲載したい自分自身の情報は異なるはずです。
プロフィールページでは、見せたい情報を厳選できる点もメリットで、強み・経験・実績・スキルをWebサイトやホームページに合わせて掲載できます。
もちろん、全ての経歴を掲載するのも信頼や親近感を与える要因になるでしょう。
しかし、情報精度を高める点では、何を掲載すべきか取捨選択したほうが、的確に自分のことを知ってもらえるはずです。
3-3.経歴や実績をアピールできる
経歴や実績をアピールしやすいのもプロフィールページのメリットです。
自分の経歴・実績を簡単に掲載する場合はあるものの、より詳しい内容はページやSNSの意図とずれてしまう可能性があります。
しかし、閲覧者の中には自分の経歴や実績、スキルについて深く知りたいと思ってくれる方もいるでしょう。
その場合にプロフィールページがあれば、効率よくアピールできるので有効です。
3-4.人柄を知ってもらうきっかけになる
「この人なら依頼しても問題ない」と思ってもらうには、人柄を知ってもらうのも大切です。
プロフィールページでは、経歴や実績だけでなく、
- 趣味
- 特技
- 好きな音楽
- 好きな本
- 仕事に対する熱意・情熱
といったように、自分の人柄を知ってもらう場所でもあります。
SNSでは堅いような印象を受けたが、趣味がお菓子作りで意外と家庭的だった、というギャップで好印象も与えられるかもしれません。
4.プロフィールページのデメリットはある?

プロフィールページは作成と更新の手間がある点がデメリットです。
自分自身のことを記載するため、Webサイトを作成するほどの労力はないものの、情報を整理・記載する時間はかかってしまうでしょう。
実績や経歴が追加された場合も更新しなくてはいけません。
顧客とのやりとりや自身の発言などで炎上してしまった場合、プロフィールページが攻撃・批判対象になってしまう可能性がある点もデメリットです。
特に炎上した事案がネット上やニュースで取り上げられた場合、名前や企業名を検索するとプロフィールページも表示されてしまいます。
そうなると、心ないメッセージが寄せられてしまい、精神的なダメージを受けたり、場合によっては仕事に影響があったりするかもしれません。
上記についてはプロフィールページを作成すること自体のデメリットという訳ではありませんが、日頃から炎上しないようリスク管理を徹底しておきましょう。
5.プロフィールページで避けるべき注意点

プロフィールページで信頼感や親近感を得てもらうためには、避けるべき注意点について理解しなくてはいけません。
では、どのような点に注意すべきなのかを3つに分けてご紹介します。
5-1.最初に注意事項を記載しない
最初に注意事項について記載している方も多いですが、警戒心を強めてしまう可能性があるので注意が必要です。
以前にプロフィールページでトラブルがあった場合、同じようなことが起こらないように最初に注意事項を記載する気持ちも理解できます。
しかし、ご自身が警戒した記載をしてしまうと、訪れた方も警戒した気持ちで見ざるを得ないので、できる限りオブラートな表現で伝えるべきでしょう。
注意事項を掲載する場合は、ページの下部や問い合わせページに小さめの文字で伝えるのがおすすめです。
5-2.自慢話や他社を見下す発言は避ける
自身の実績や経歴が華々しくても、自慢話に見えてしまう表現・書き方をしてしまうのはNGです。
特に、ビジネスをしていく上で対等に話をしてくれる方、という印象のほうが依頼はされやすいでしょう。
その点を考えると、他社や他人を見下す発言も避けるべきです。
あなたの品格を下げないためにも、自慢話は避け、信頼できるような記載・発言を心がけてください。
5-3.個人情報を記載しすぎない
プロフィールページだからといって、個人情報を記載しすぎるのもよくありません。
自身を知ってほしいからといって、住所や電話番号などを書いてしまうと、悪用されてしまう可能性もあります。
今回紹介した項目をもとに、個人情報が特定されすぎないようなページを作ってみてください。
6.掲載コンテンツ例と書き方のコツ
ここまで、プロフィールページとは何か?や、メリット・デメリットなどについて解説してまいりました。
次の記事では実際にプロフィールページに掲載するコンテンツについて、その書き方のコツも併せて解説します。
次記事:プロフィールページ(サイト)の作り方②~掲載コンテンツ例と書き方のコツ