プロフィールページ(サイト)の作り方②~掲載コンテンツ例と書き方のコツ
経歴や事業紹介を掲載する「プロフィールページ(サイト)」の作り方について、前記事ではその役割やメリット・デメリット、注意点などについて解説しました。
前記事:プロフィールページ(サイト)の作り方①~ポイント・注意点は?
本記事ではプロフィールページ(サイト)を作ってみたい方向けに、具体的に掲載するコンテンツ例などをご紹介します。
ぜひ実際に作成する際の参考にしてみてください。

目次
1.自己紹介文

まずは、自身がどのような人であるのかを簡潔にまとめた自己紹介文が必要になります。
このとき注意したいのが、読んだ人が理解しやすいよう簡潔にまとめることです。
どのような魅力的な文章でも冗長な表現が多く、伝えたい内容が遠回しだと閲覧者は読む気がなくなってしまいます。
そのため、最長でも15行以内にまとめておきましょう。
また、自己紹介文に上手くエピソードを盛り込むのが、読み手から興味を集めやすくなるポイントです。
- この商品・サービスを提供しようとしたきっかけ
- 今の企業・事業に幸せを感じるとき
- 事業や仕事をする際に心がけていること
エピソードを盛り込めば、人柄が伝わるだけでなく商品・サービスや企業の歴史が見え、より共感を得やすくなります。
上記をもとに、まずは思いつく限り文章を書いてみましょう。
文章を書き終えたら、短くまとめることができないか、不要なエピソードはないか選定していくと、まとまりやすくなるので参考にしてみてください。
2.出身地・出身校
共通点を見つけてもらいやすい点として、出身地・出身校の記載はしておくべきでしょう。
出身地や出身校が一緒であるだけでも、一気に親近感や仲間意識が芽生え、興味・関心を集めやすくなります。
出生地に加えて、育った地域も一緒に書き加えておけば、より共通する人の数が増えるでしょう。
「出身が◯◯なら私と一緒だ!」
「◯◯なら隣町だしあの周辺で育った人なのか」
上記のように意識を自分に集められるので、可能な限り出身地・出身校は書き出しておくことをおすすめします。
3.誕生日に関する情報

誕生日に関する情報も、プロフィールページでは効果的な項目のひとつです。
初対面の方とする話題として、
- 生年月日
- 干支
- 星座
などを挟んで発展させていくパターンがあります。
「何年生まれですか?」
「平成◯年です」
「そうでしたか!それだと私の一学年先輩にあたりますね」
「オリンピックの野球で日本が優勝した影響で、自分は野球部に所属していました」
「同じです!私もオリンピックのプレーが記憶に焼きついて野球部に加入しました!」
というように、世代に合わせた会話を進めていきます。
上記のように、誕生日に関する情報があると、周辺の世代や同じ干支・星座で仲間意識を持たせることが可能です。
生年月日のついでに干支・星座も記載しておくと、より丁寧なプロフィールができあがるでしょう。
4.経歴
プロフィールページに訪れたほとんどの方は経歴を確認します。
運営者や代表者がどのような職務経歴・勤務経歴を持っているのかを確認し、信用に値するキャリアプランを辿っているのかを見極めるはずです。
例えば、Webデザイナーと一言でいっても、前職が以下のように異なれば、仕事を依頼する幅が変わります。
- 広告業
- イラストレーター
- インテリア関連
自分が依頼したい業務が、その人の得意領域であるかどうかも判断できる材料になるので、経歴は詳しく記載した方がいいでしょう。
5.実績
実績を掲載した方が、信頼性において有利になります。
- 手がけた作品(有名作品・総作品数)
- 事業の実績
- メディア掲載
- 講演会・セミナーの登壇実績
- 書籍出版
- 受賞歴
上記の中で記載できる実績があればまとめて記載しましょう。

ポートフォリオとは異なり、実績については簡単に紹介する程度で十分です。
もし、作品や実績について詳しく掲載したい場合は、別途ポートフォリオページを設けるといいかもしれません。
6.スキル

個人事業主・フリーランスの方にとっては、特にスキルの掲載は必須です。
デザイナーやコーディングを生業とする場合には、どのような言語やソフトウェアを使用するのか明記しておきましょう。
もし、視覚的に判断できるようにしたいなら、取得しているスキルをイラストにしてまとめておくのも、パッと見てわかりやすく工夫できるポイントです。
7.趣味・趣向
趣味・趣向がわかると、ビジネスだけでなくプライベート間での仲間意識が生まれるので、掲載すべき項目でしょう。
例えば、山登りが趣味と記載しておけば、同じ趣味を持った人から興味を持ってもらえます。
ビジネスだけ行うパートナーを探していたとしても、共通の趣味・話題があるのはプラスの印象を与えるはずです。
- 好きな本・小説
- 好きな映画
- 好きなアニメ
- 好きな動物・実際に飼っている動物
- 毎日習慣にしていること
など、趣味・趣向を持っているならできる限りあげておくようにしましょう。

8.過去の部活動
学生時代の部活動や現在も行っているスポーツも、共感を得やすい項目です。
特に部活動に関しては、独特なルールや合宿での経験、失敗談・成功談が似ているパターンが多いです。
そういう経験あったなぁという共感が得られると、心の距離が近づき、意気投合しやすくなるでしょう。
趣味にも似た部分はありますが、同じ部活動に所属していると仲間という認識が強くなります。
プロスポーツ観戦をしている際、同じチームを応援している他人同士が肩を組み合うのを見かけたことはないでしょうか。
これは、同じスポーツやチームを応援している意識が仲間だという認識を強めているからです。
プロフィールページを見た方に警戒心を与えないようにするためにも、過去の部活動や好きなスポーツの記載はあったほうがいいでしょう。
9.好きな言葉・座右の銘

好きな言葉や座右の銘があれば、書いておくといいかもしれません。
同じ言葉が好きな人や、その言葉に興味を持ってくれると、自分に対して信頼感や親近感を持ってもらう要因になるはずです。
好きな言葉や座右の銘を記載する際は、なぜその言葉なのか、理由についても明記しておくとわかりやすいでしょう。
10.SNS・ブログなどの他メディアの情報
SNSやブログなど、他メディアの情報があれば掲載しておくべきでしょう。
プロフィールページに興味を持った方の中には、SNSでどのような発信をしているんだろうと気になる場合もあるからです。
SNSの場合は、フォローもしてもらえるよう一言添えておくのもいいかもしれません。
11.顔写真
プロフィールページを設けるなら、顔写真はできる限り掲載したいコンテンツです。
使用する写真は、与えたい印象によって選定しましょう。
- 専門的な職業である場合や、プロフェッショナルさをアピールしたい場合=プロのカメラマンが撮影したポートレート写真
- 親近感や自然な雰囲気を演出したい場合=自然な表情や情景が写ったスナップ写真

もし、SNSも運用しているなら、なるべく同じ写真を使って統一感を出したほうがいいでしょう。
12.プロフィールページ(サイト)作成のまとめ
今回は、プロフィールページの作り方のポイントや注意点について解説しました。
自分のことを記載するページだからこそ、信頼感や親近感、仲間意識を持ってもらえる構成にするのが大切です。
ぜひ本記事を参考にして、自分の魅力が最大限伝わるようなプロフィールページを作ってみてください。