メタディスクリプションとは?①~基礎知識と設定のタイミング
検索結果に表示される「メタディスクリプション」。
「メタディスクリプションって何?」
「何をどのくらいの量を書いたらいいの?」
本記事では上記のようなメタディスクリプションのお悩みに関して、初心者の方にもわかりやすく解説します。
今回はメタディスクリプションの基本的な解説や設定すべきタイミングなどについてご紹介し、次回の記事で書き方のポイントなど具体的な手法の解説をいたします。
目次
1.メタディスクリプションとは何か?
メタディスクリプションとは、検索結果のタイトル下に表示される100文字程度の概要を指します。
下記の画像のように、検索結果には
1.URL
2.タイトル
3.メタディスクリプション
といった順番で表示され、最も長いテキスト量を占めているのが特徴です。
このメタディスクリプションは、パソコン版だと120文字、モバイル版では70文字表示され、そのあとの部分は「・・・」で省略されてしまいます。
ユーザーが検索結果のページを開く際、タイトルだけでは開くに値するか判断に迷う場合の補助の役割がメタディスクリプションです。
メタディスクリプションは、基本的に自身で設定したものが表示されます。
しかし、検索キーワードに対応したページが自動で抜粋される場合もあり、その際はメタディスクリプションの変更はできません。
2.メタディスクリプションを設定するメリットは?
検索結果画面にメタディスクリプションがあると、ページのクリック率に大きなメリットを与えます。
例えば、「メタディスクリプション メリット」と調べた際に、検索結果に表示される上位タイトルを見てみましょう。
- メタディスクリプションとは?クリック率を上げる効果的な…
- メタディスクリプションとは?SEOに有効な文字数や書き方…
- メタディスクリプションのSEO効果と書き方や設定ポイント
もし、上記のように検索結果の画面にページタイトルのみしか表示されない場合、どれがメリットを解説しているかわかりづらいです。
ただし、ここにメタディスクリプションによるページの概要が入ると、最初の記事でメリットを解説している部分が表示されます。
このように、メタディスクリプションがあることで、検索意図に適した記事なのかを補足し、クリック率を向上させてくれるのです。
3.メタディスクリプションが設定されているか確認しましょう
自社のホームページにメタディスクリプションが設定されているか確認してみましょう。
通常ですとホームページのHTMLを表示させ、meta name=”description”タグ内にある「content=””」で確認します。
ですが、当システムではもっと簡単に確認と設定ができます。
サポートサイトで動画でもご説明しておりますので、どうぞご確認ください。
1.まずは当システムにログインし、編集画面を表示します。
ログインの仕方~編集画面の表示については下記動画をご参照ください。
ホームページ作成講座|ログイン
ホームページ作成講座|ホームページ選択(ホームページを選択してダッシュボードを開く)
ホームページ作成講座|編集・プレビュー(編集画面をつかう)
2.編集画面を開き、上部メニュー左から2番目の「ページ一覧」ボタンをクリックします。
3.ページ一覧が表示されます。
表示させたいページの「設定」ボタンをクリックします。
4.ページの設定画面が表示されます。
「SEO対策」をクリックしますと、SEO対策画面が表示されますので、右下の「説明文(description)」欄で、現在設定されているディスクリプションが確認できます。
また、ディスクリプションの設定や変更もこの画面で行います。
クリック率を高めたい場合は各ページでメタディスクリプションの設定を推奨
クリック率を高めたいのなら、各ページで適切なメタディスクリプションを設定しましょう。
例えば、同じ内容とタイトルのページがあった場合、記事の意図に基づいて正しい要約をしたメタディスクリプションの方がクリック率は高くなるはずです。
正しい要約をページごとに表示させるには、手動でメタディスクリプションを設定しなくてはいけません。
手間がかかる作業とはいえ、ページのクリック率が上昇すればお問い合わせにもつながるページもあるはずなので、しっかりと設定していきましょう。
メタディスクリプションを設定しないとどうなるのか?
メタディスクリプションを設定しないとタイトルしか表示されない、ということはありません。
設定していない場合は、検索エンジンが自動で検知し、該当箇所周辺をメタディスクリプションにして表示させてくれます。
ただし、自動で生成されるため、違和感のある文章や意図していない部分を表示させてしまう可能性もあるでしょう。
今後、さらなる技術の発展によってメタディスクリプションの設定は不要になるかもしれません。
しかし、現状では手動によるメタディスクリプションが最適な文章であることは間違いないでしょう。
当システムでは、ディスクリプションの設定が未入力であった場合でも、「トップページ」で設定された内容が自動的に反映されます。
各ページで固有のディスクリプション設定がない場合でも、空白にはなりませんのでご安心ください。
4.メタディスクリプションの最適化を検討するタイミングとは
現在のホームページにおいてメタディスクリプションが設定されていた場合、この設定を見直す必要はあるのでしょうか。
運用上、以下のようなタイミングで、メタディスクリプションの最適化をご検討ください。
ページのリライトをしたタイミング
何かについて書かれたページは、検索順位の変動や情報の更新によってリライト(記事の書き直しや書き換え)を迫られる場合があります。
リライトをする際、コンテンツを追加するだけなら、メタディスクリプションの変更をしなくてもいいケースもあるでしょう。
ただし、大幅な内容変更やタイトルを変えるとなった場合、そのままのメタディスクリプションでは説明に矛盾が発生します。
順序としては、リライトが終わったタイミングで、メタディスクリプションとの整合性が取れるか確認するのが良いでしょう。
Google側に概要を書き換えられたタイミング
メタディスクリプションをGoogle側で書き換えられてしまった場合にも、最適化を検討しなくてはいけません。
なぜなら、今まで記述していたメタディスクリプションでは、Googleが適切ではないと判断しているからです。
自動で抽出されたメタディスクリプションが自然かつターゲットユーザーに響くものなら変更する必要はありません。
しかし、あまり好ましくないようであれば、新たにメタディスクリプションを考える必要があります。
クリック率に影響するからこそ、適切な要約で表示されるように対策をしていきましょう。
Googleのアップデートが入ったタイミング
Googleの検索アルゴリズムは定期的にアップデートされ、中には検索結果の仕様が変更されることも珍しくありません。
もし、メタディスクリプションの表示文字数に関するアップデートが行われた場合、新情報に合わせて最適化する必要があります。
強調スニペットや動画、Googleマップとの連携など、検索結果は常に進化を続けています。
それに合わせて、メタディスクリプションの表示文字数が変更されるケースもないわけではないので、アップデートは常にチェックしておきましょう。
5.まとめ
今回はメタディスクリプションについての基礎知識や確認方法などを解説してまいりました。
以下の記事では具体的なメタディスクリプションの書き方のポイントや注意点などを解説しております。
ぜひご参照ください。
参考:メタディスクリプションとは?②~書き方のポイントと注意点