【2025年最新版】最新のSEOトレンド~今やるべきSEO対策③
前回の記事では最新のSEO対策について、「E-E-A-T」の基礎知識とその対策方法について解説しました。
前記事:【2025年最新版】最新のSEOトレンド~今やるべきSEO対策②
本記事ではこれまでの対策を踏まえて「2025年の今やるべきSEO対策」を解説します。
最後にご自身のホームページに使える「SEO対策チェックリスト」もありますので、ぜひお役立てください。

1.2025年、行うべき9つのSEO対策
SEO対策として行いたい9つの対策をご紹介します。
最後に「SEO対策チェックリスト」であなたのホームページをチェックしてみましょう。

2.クローラーの巡回促進のための対策3つ

クローラーとは、Googleなどの検索エンジンが有する、インターネット内の情報を収集するためのプログラムのことです。
クローラーに正しく適切にホームページの情報を伝えることも、SEO対策のひとつになります。
2-1.メタタグを適切に設置する
「メタタグ」とはクローラーにページの情報を伝えるHTMLタグのことで、基本的にはホームページ上には表示されていません。
しかしこれらを適切に設置することで、クローラーにページの情報を正しく伝えることができます。
ページタイトル (title)の設定
- 検索結果に表示されるページのタイトル
- 30文字以内で簡潔に分かりやすく
- 狙いたいキーワードは冒頭に配置する
- ページごとに設定する

当システムでの設定方法はこちら。
参考:サポートサイト|ページ編集 – ページ設定|トップページ – SEO対策
サポートサイト|ページ編集 – ページ設定|下層ページ – SEO対策
説明文(description)の設定
- 検索結果のタイトル下部に表示される概要文
- 80文字以内でページの内容を適切に表現し、かつユーザーがクリックしたくなる文章にする
- ページごとに設定する

当システムでの設定方法はこちら。
参考:サポートサイト|ページ編集 – ページ設定|トップページ – SEO対策
サポートサイト|ページ編集 – ページ設定|下層ページ – SEO対策
見出し(h1~4)の設定
- 狙いたいキーワードは冒頭に配置する
- コンテンツの内容を簡潔にまとめる
- h1→h2→h3→h4の番号順に使う

当システムでの設定方法はこちら。
参考:サポートサイト|コンテンツ編集 – コンテンツ追加|見出し
alt属性の設定
- 画像が表示されなかった時に代替として表示されるテキスト
- 画像の内容を適切に表現する

当システムでの設定方法はこちら。
参考:サポートサイト|コンテンツ編集 – コンテンツ追加|画像
2-2.内部リンクを最適化する
「内部リンク」とは、そのホームページ内でページ同士を繋ぐリンクのことです。
内部リンクを適切に設置することで、ページ同士の関連性を伝え、専門性を高めることができます。
グローバルナビゲーション・フッター
- 主要なページへアクセスできるグローバルナビゲーションやフッターを全ページに設置
- クローラーが漏れなく巡回するのを助ける

当システムでの設定方法はこちら。
参考:サポートサイト|コンテンツ編集 – グローバルナビ編集
サポートサイト|コンテンツ編集 – コンテンツ追加|ページリンク集
パンくずリスト
- ページの上部に、今閲覧しているページの場所を示すパンくずリストを設置
- クローラーがホームページの構造を理解するのを助ける

当システムでの設定方法はこちら。
参考:サポートサイト|ページ編集 – ページ設定|トップページ – ホームページ共通設定
関連性の高いページへのリンク
- コンテンツ内に関連性の高いページへのリンクを設置
- ユーザーの回遊性が高まり、ホームページ全体の評価向上が期待できる

当システムでの設定方法はこちら。
アンカーテキスト(テキストに設定されたリンク)
- リンク先の内容を適切に表現したテキストにリンクを設置

2-3.インデックス登録を申請する
Google サーチコンソールからインデックス登録を申請することで、クローラーの巡回促進が可能です。

GoogleサーチコンソールはGoogleが提供している無料で使えるツールです。
ホームページを公開したら導入しておきましょう。
3.使いやすさの改善方法3つ

ホームページの使い勝手を向上させ、閲覧者が使いやすくすることも、SEO対策のうちのひとつです。
これから紹介する3つの要素は、いずれも検索順位を決める要素であるとGoogleは明言しており、対策が必要です。
3-1.スマートフォン対応する
- スマートフォンで閲覧した際に使いやすく見やすいモバイルフレンドリーなホームページをGoogleは評価
- ユーザーの利便性向上のためにもスマートフォン対応は必須
当システムは全てのホームページデザインにおいて「レスポンシブデザイン」を採用しており、自動的にスマートフォンに最適化された表示を行います。
3-2.https化する
- https非対応のページに対しGoogleは警告を表示
- ユーザーが安心かつ安全に閲覧できるようホームページ全体の通信を暗号化するhttps化は必須
ホームページがhttps化しているかどうかは、ご自身のホームページを閲覧した際に「httpsから始まるアドレスか否か」で判別できます。

3-3.ページの表示速度を上げる
- 読み込み速度が遅いとユーザーのストレスになり離脱の要因にも
- 画像のリサイズや圧縮、画像の掲載枚数が多いページを分割するなどして軽量化を図る
ホームページで使用する画像サイズについては、下記で詳しく解説しております。
4.中長期的な対策3つ

中長期的なSEO対策は、継続して実施し続けることで効果を発揮します。
時間はかかりますが、一度うまくいけば長期的な効果が見込めますので、ぜひ実施を検討してみましょう。
4-1.低品質なコンテンツを修正・削除する
低品質なコンテンツを多く含むホームページは、全体の評価が下がる可能性があります。
該当するページを削除するか、ユーザーにとって有益なものにリライトしましょう。
低品質なコンテンツ例
- 内容が薄いまたは誤った情報を含むコンテンツ
- 人間によるチェック・編集がされていないコンテンツ
- 不自然にキーワードを乱用したコンテンツ
- 他サイトから無断複製されたコンテンツ
- ユーザーにとって不快または有害となるコンテンツ
リライトする場合
- 誤った情報、無断複製コンテンツ、ユーザーに有害なコンテンツなどペナルティ対象となり得るコンテンツは削除
- 人間がチェックし、自然な文章で書き直す
- ユーザーにとって有益な情報、ニーズに応える情報を追加する
4-2.ユーザーの検索ニーズに沿ったコンテンツを作る
ホームページに掲載するコンテンツは、ユーザーの検索ニーズに沿ったものである必要があります。
まずは「上位表示を狙いたいキーワード」と「よく一緒に検索される語句」から、ユーザーが知りたい情報を探りましょう。
下記は例として、「ホームページ 作成」のキーワードを調査した場合です。

上記の例の場合、ユーザーは
- 自分でホームページを作る方法やおすすめのツール、作成を依頼する場合の費用などを求めている
- 自社の業種と併せて調べている
上記2点が推察されるので、その内容に沿ったコンテンツを作成すればよいことが分かります。
また、コンテンツを作成する際は、1ページにつき1キーワード(テーマ)に絞るのが原則です。
最も狙いたいキーワードに関連する良質なコンテンツを量産することで、ホームページ全体の評価向上が見込めます。

4-3.E-E-A-Tを意識する
前記事で解説した「E-E-A-T」を意識したコンテンツ作りも重要です。
コンテンツを作成する際は下記4つのポイントを意識しましょう。

5.SEO対策チェックリスト
これまでご紹介した要素も含めた、SEO対策チェックリストをご紹介します。
ご自身のホームページと照らし合わせて、少しずつでも構いませんので該当箇所の改善を行っていきましょう。

6.まとめ
今回は「【2025年最新版】最新のSEOトレンド~今やるべきSEO対策」として、ご自身のホームページで行いたいSEO対策を解説しました。
SEO対策は、検索エンジンの変化に合わせて進化しています。
大切なのは、ユーザーにとって役立つ内容を作ること、スマホ対応、ページの表示速度を速くすることでユーザーの利便性を向上させるなど、ユーザーファーストの視点です。
SEOは一度対策したら終わりではなく、定期的に見直すことが重要です。
検索のルールが変わるたびに最新情報をチェックし、ホームページをより良くしていきましょう。