メタディスクリプションとは?②~書き方のポイントと注意点
検索結果に表示される「メタディスクリプション」。
「メタディスクリプションって何?」
「何をどのくらいの量を書いたらいいの?」
本記事では上記のようなメタディスクリプションのお悩みに関して、初心者の方にもわかりやすく解説します。
今回はメタディスクリプションの書き方のポイントや注意点など、具体的な設定方法を解説いたします。
メタディスクリプションって何?という方はぜひこちらの記事もご参照ください。
参考:メタディスクリプションとは?①~基礎知識と設定のタイミング
1.メタディスクリプションの書き方のポイント
ではメタディスクリプションを実際に設定しようと考えたとき、具体的にどのように書けばよいのでしょうか。
ポイントは3つです。
①ページの内容を簡潔にまとめる
メタディスクリプションは、ページの要約になるため、簡潔にまとめる必要があります。
あまり長い文章でまとめてしまうと、後半部分が「・・・」で省略されてしまう可能性が高いです。
そのため、簡潔にまとめながら、特に前半にページの重要な部分を説明するように意識しましょう。
②対策キーワードを挿入する
メタディスクリプションに対策キーワードを挿入すると、その対策キーワードで検索された際に検索結果に太字で表示されます。
その結果、視認性が上がり、ユーザーにクリックしてもらいやすくなるでしょう。
ただし、あまり多くのキーワードを挿入すると、不自然な文章になってしまいます。
あくまでメタディスクリプションはページの要約なので、必要最低限の対策キーワードを挿入するようにしてください。
③ターゲットに刺さる文章を考える
ターゲットに対して「これはあなたのような方が読むべきページですよ」と訴求できれば、クリック率は高くなるはずです。
そのため、ターゲットに刺さるような文章をメタディスクリプションで用いるようにしましょう。
例えば、
- ◯◯が知りたい人は必見です。
- ◯◯をどのように利用していきたいか悩んでいる人はチェックしてください。
といったように、悩みを持つターゲットの特徴をあげて、クリックを促してあげるのもいいかもしれません。
2.メタディスクリプションを書く際の注意点
メタディスクリプションを書く際には、ポイントの他にも注意しなければならない点があります。
メタディスクリプションが反映されない場合
メタディスクリプションを設定しているにも関わらず、検索結果に反映されない場合もあります。
反映されない理由は主に以下の3つです。
- 更新から反映までに時間がかかっている
- HTMLの記述が間違っている
- Googleに不適切な内容だと認識された
メタディスクリプションを作成して、すぐに更新されるというわけではなく、反映までには時間がかかります。
そのため、まずは時間をおいて改めて表示されるか確認してみましょう。
特に、ホームページを開設した当初は、ページのインデックスに時間がかかるため、反映が遅れる可能性が高いです。
また「Googleに不適切だと認識された場合」ですが、ページと関係のない内容を記載している可能性があります。
キーワードを意識するあまり不自然な文章になっている場合も同様です。
この場合は、ページの内容に合った要約・概要を改めて記載するようにしましょう。
メタディスクリプションが反映される時間
メタディスクリプションが反映される時間は、クローラーの巡回頻度によります。
更新頻度が高いWebサイトなら、数日以内にクローラーが巡回してくれるので、反映も早くなるでしょう。
一方、初めて開設したWebサイトや階層が深いページの場合は、数ヶ月かかる場合があります。
反映時間を短縮したいのなら、Googleサーチコンソールなどのツールでクロールしてもらえるよう申請しましょう。
参考:ホームページ活用講座|Googleサーチコンソールの使い方
メタディスクリプションに適切な文字数
デバイスごとに表示されるメタディスクリプションの文字数制限があります。
パソコンなら120文字程度、スマホなら70文字程度です。
わざわざパソコン・スマホそれぞれにメタディスクリプションを用意するのは手間が増えてしまいます。
そのため、可能な限り70文字以内に記事の要約をして、補足事項を残りの文字数で説明すると、納まりがよくなるでしょう。
3.メタディスクリプションは「ユーザーのために」設定する
メタディスクリプションは、ユーザーのために設定することを考える必要があります。
これまでの解説で、メタディスクリプションは直接的なSEOの評価に関与しないことをお伝えしました。
SEOに関与しないのであれば、なぜ必要なのでしょうか。
それはユーザーがページの内容を把握しやすくするためです。
Googleの検索エンジンが常に進化を続ける根底には、ユーザーファーストの指針が掲げられています。
ユーザーが使いやすい検索エンジンとは何か、という点にこだわった結果、SEOに影響をしなくても要約を記載する今の形が残っているのです。
であれば、メタディスクリプションはユーザーのために設定する、という考え方は、ごく自然なことですね。
また、ユーザーがクリックをするページというのは、ユーザーが抱えている悩みを解決してくれるコンテンツである可能性があります。
そう考えると、「この記事はあなたのために書いた記事で、悩みを解決できます。」というアピールをしなくては、ユーザーファーストとはいえません。
また、Googleの機械要約が洗練されていないからこそ、自身で設定し、適切な内容を届けてあげる必要があります。
ぜひ、メタディスクリプションはユーザーのために設定する、という意識を忘れないようにしましょう。
SEOやユーザーファーストについては、下記で詳しく解説しております。
ぜひご参考ください。
4.まとめ
今回は、メタディスクリプションについて、有効な文字数や設定のポイントを解説しました。
当システムでは、各ページに固有のメタディスクリプションを設定できるほか、さまざまなSEO設定が機能で簡単に行えます。
サポートサイトでガイドをご用意しておりますので、ご参照いただきさらにホームページを充実化させましょう。
参考:サポートサイト|ページ編集 – ページ設定 – SEO対策