レストラン・飲食店のホームページ事例とは?作成のポイントもご紹介

レストランや飲食店がホームページを制作して集客アップを狙う方法は、最近では珍しくありません。
有名なレストラン・飲食店を検索してみると、ほとんどがホームページを作っていることがわかります。

しかし、ホームページを運用しているオーナーさんは、以下のような悩みを抱えるケースが多いのではないでしょうか。

  • どのようなコンテンツを発信すべきかわからない
  • デザインのアイデアが思い浮かばない
  • 訪問ユーザーを来店につなげる方法を知らない

そこで今回は、レストラン・飲食店のホームページ作成のポイントをご紹介します。
ぜひ、ホームページ作りの参考にしてください。

1.レストラン・飲食店のホームページ制作で重要なポイント

1.ターゲット層を明確にする

一番重要なポイントは、ターゲット層を明確にする点です。

ターゲット層がはっきりしていないと、デザインもコンテンツもぼやけたものになってしまいます。

店舗にはどのようなユーザー層が多いのかを考え、以下の部分を埋めていきましょう。

  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • 年収
  • 家族構成
  • 住所
  • 来店のきっかけ

例えば、居酒屋街にある立ち飲み屋のケースです。

年齢32歳
性別男性
職業保険の営業職
年収400~500万
家族構成一人暮らし
住所会社の近くに立ち飲み屋の店舗があり、家は3駅隣にある
来店のきっかけ1件目で安く・美味しく・サクッと飲める場所を探していた。昭和チックな雰囲気に懐かしさを覚え、フラッと立ち寄ってしまった

上記のように、自店舗にくるお客様をできる限り具体化すると、どのようなユーザーがホームページに訪れるのかも見えてきます。
それに合わせて、自店舗の強みも見えてくるため、まずはターゲットを明確にする作業を行いましょう。

今回でいえば

  • 店舗の入りやすさや回転率の高さ
  • 他店舗よりも単価が低い
  • 店内に昭和感を残し、どこか懐かしい雰囲気が味わえる

などが強みとして洗い出せます。
上記の強みをもとにして、ターゲットに伝えるべきことを整理していきましょう。

2.他店舗との差別化のためにコンテンツを充実させる

次に、ユーザーに店舗の強みを伝えるために、コンテンツ(画像や文章などのホームページに掲載される内容)を充実させていきます。

基本的なコンテンツは以下の通りです。

  • お店のコンセプト
  • 料理・店舗・従業員の写真
  • 店舗紹介
  • メニュー
  • 従業員の紹介
  • お知らせ

上記項目の中に、自店舗の強みを活かしていきましょう。
先ほどの立ち飲み屋の例でいえば、

  • 安い・早い・美味いが伝わるコンセプト
  • 昭和感が伝わるような店舗の写真
  • 気さくな性格が伝わるような従業員紹介

などです。

特にレストラン・飲食店のホームページでは、写真のクオリティが求められます。
見ているだけでお腹が空いてしまうような美味しい料理の写真など、ユーザーにインパクトを与えられる素材を存分に使っていきましょう。

参考:スマホで簡単!ホームページ作成に使える写真撮影術!基礎編
https://hp-kouza.com/smartphone-photography-tips-basics/
参考:スマホで簡単!ホームページ作成に使える写真撮影術!応用編
https://hp-kouza.com/smartphone-photography-tips-practical/

2.飲食店・レストランのホームページに載せるべきコンテンツ

1.お店のコンセプト
2.店舗の外観・内観写真
3.料理・メニュー
4.お店の営業日、営業時間
5.スタッフの紹介
6.お知らせ、ニュース
7.付随するサービスの情報

1.お店のコンセプト

コンセプトは短く簡潔に伝えられるものが良いでしょう。
また、コンセプトはサイズを大きくして目立たせ、文章は余白を駆使して読みやすくなる工夫をします。
各種コンテンツへの説得力を高めるため、コンセプトはファーストビューのすぐ下に持ってくるケースが多いです。

2.店舗の外観・内観写真

レストラン・飲食店のホームページには必ず店舗の外観・内観写真を取り入れるべきです。
どのような雰囲気なのかをユーザーに伝えられると、来店へのイメージが沸き集客につながります。

例えば、

  • 家族連れで気兼ねなく会話を楽しめる雰囲気
  • デートにぴったりな落ち着いた個室空間
  • 宴会に最適な広々とした席

など、ユーザーが自身の目的に合ったお店かどうか判断できるでしょう。

また、外観写真は店舗の場所を見つけるヒントにもなります。
入り組んだ場所や似たような通りの多い場所に立地しているなら、必ず外観写真を掲載しておくようにしましょう。

3.料理・メニュー

料理やメニューは、ユーザーがレストラン・飲食店にいくか決める重要なコンテンツです。
できる限り、料理写真やメニュー欄を充実させておくようにしましょう。

また、料理写真は自分で撮るのもいいですが、よりこだわるのならプロのカメラマンに依頼した方が高品質に仕上がります。
プロのカメラマンが撮影する高品質な写真は、料理の魅力や店舗のこだわりを伝えられるでしょう。

さらに、調理中や接客中、お客様が実際に食べている写真を掲載するのも、店舗イメージが伝わるのでおすすめです。

写真・映像からお店の雰囲気・料理の味を伝えられるように工夫していきましょう。

4.お店の営業日、営業時間

来店したいユーザーのために、営業日や営業時間を掲載しておくのも忘れてはいけません。
さらにいえば、ラストオーダーの時間や予約可能かもわかると、より親切でしょう。

仮に、ホームページを見て来店してくれても

  • 定休日だった
  • ラストオーダーが過ぎていた
  • 予約しないと入れないと言われた

上記のような事態になると、もう一度来店しようと思わない方もいるので、非常にもったいないです。

せっかくホームページを見て足を運んでくれるお客様がいるのなら、楽しむ・味わってもらえるような精一杯の配慮もしておきましょう。

5.スタッフの紹介

オーナーや店舗で働くスタッフの紹介も、ユーザーにとって興味のあるコンテンツです。

  • スタッフの顔や全体写真
  • 経歴
  • お店に対する想い

の3つは最低限記載するといいでしょう。

ただし、スタッフ紹介は店舗の規模やブランドイメージによって柔軟に変えるべきコンテンツでもあります。
スタッフが何十人もいて、一人一人紹介していてもユーザーは最後まで見ないでしょう。

ユーザーが興味のあるコンテンツではありますが必須ではないので、スタッフ紹介をホームページに入れるべきかは、よく検討して決めましょう。

6.お知らせ、ニュース

お知らせやニュースは、店舗に関する更新情報を流すコンテンツです。

  • 新メニュー、期間限定メニューの開始
  • 営業時間の変更や臨時休業日
  • メディアに紹介された報告

などがあります。
お知らせ・ニュースはリアルタイムで行うコンテンツなので、SNSと連動させて拡散を狙うのもいいでしょう。

7.付随するサービスの情報

飲食店によっては

  • テイクアウト
  • デリバリー
  • ケータリングサービス

などの、店舗で提供する料理以外のサービスを提供しているところもあります。
特に最近はテイクアウトやデリバリーの需要も増えているので、サービスを行っているなら忘れずに掲載しておきましょう。

3.ネットから店舗への集客につなげるためには

1.Google ビジネスプロフィールへの登録

Google ビジネスプロフィールは、GoogleマップやGoogleでの検索結果表示に店舗を表示させるために有効なサービスです。

あなたの店舗名を検索したユーザーだけでなく、該当するキーワードで検索したユーザーに対して上位表示される場合もあります。

Google ビジネスプロフィールは無料で登録できるので、レストラン・飲食店のネット集客を考えているなら忘れないように登録しておきましょう。

参考:MEO対策(ローカルSEO)のメリットと実施方法
https://hp-kouza.com/meo-practice/

2.専門サイトに情報を掲載する

ぐるなびや食べログといった口コミの集まる専門サイトに情報を掲載するのも集客法の1つです。
これらの専門サイトは多くのユーザーが活用するため、注目を集めるツールとして使うには最適です。

ホームページには店舗に興味を持ったユーザーが訪れますが、専門サイトには自分のニーズを満たす店舗を探したいユーザーが集まります。

そのため、専門サイトは多くのユーザーの目にとまる機会を作れるので、ホームページと併用しながら運用していきましょう。

3.SNS による情報の拡散

情報の拡散性を考えると、SNSが効果的です。
メインとなる4つのSNSの特徴をご紹介しますので、自店舗に合ったものを見つけて運用してみてください。

SNS名特徴
Twitter10代~30代の若い年齢層の使用率が高い
拡散性が非常に高くテキスト+文字の発信に優れる
年代が高い層の利用者は少ない傾向
Instagram10代~30代の若い年齢層かつ女性ユーザーが多い
写真や映像コンテンツを重視されるSNSなので、インパクトのある料理や注目を集められる料理の掲載がおすすめ
拡散性は低い
Facebook実名公開が原則なので、ユーザーと信頼できるやり取りが可能
30代~40代のビジネスマンが多い
LINE@登録してくれたユーザーに情報を届けられるツール
すでに自店舗に興味・関心のあるユーザーなので、お得情報やクーポン配布でリピートを狙うのに効果的


参考:SNSを活用してホームページの効果を高めよう
https://hp-kouza.com/sns-case-studies/

4.まとめ

今回はレストラン・飲食店のホームページ作成のポイントについてご紹介しました。

大切なのはターゲットの明確化と充実したコンテンツです。
もし、またわからなくなった場合はレストラン・飲食店をネットで調べてみると、参考になるホームページがたくさんあります。

当社の提供するホームページシステムは、ご自身で簡単に編集、更新ができるホームページ作成システムです。
ホームページに何を載せたらいいかわからないという方のために、飲食店様向けにご利用いただける写真や動画素材も豊富に揃っており、それらを自由に使っていただけます。

ぜひ簡単にお店のこだわりホームページを作ってください。

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