Web集客って?②~Web集客の流入経路を知ろう~

Web集客について、前回の記事ではWeb集客の基本とポイントについて解説いたしました。

前記事:Web集客って?①~始める前に知っておきたいポイント~

Webでもそれ以外でも、集客をするにあたって流入経路を確認することは、その後の集客施策の改善にとって必要になってきます。
ではWeb集客の流入経路にはどんなものがあるのでしょうか。本記事ではWebでの流入経路について詳しく見ていきます。

すでに自社で確立している流入経路のほかに活用できるものはないか、確認してみてください。

1.自然検索からの流入

自然検索からの流入経路の1つ目は、GoogleやYahooといった検索エンジンでキーワードを入力し、表示された検索結果からの流入です。

検索結果の中でも「広告」や「Ad」のマークが付いていないサイトは自然検索(オーガニックサーチ)と呼びます。
この自然検索で上位に表示させるには、長期的なSEO対策を実施しなければなりません。

ただし、自然検索で表示順位が1位を獲得できると、大幅な集客が見込めるため、多くの企業や事業者は、SEO対策に予算と労力を注いでいます。

参考:初めてでもできる!SEO対策入門講座①~SEO(SEO対策)って何?

2.有料検索からの流入

検索結果の中でも、「広告」や「Ad」のマークが付いているサイトが有料検索です。
有料検索から流入させるには、リスティング広告と呼ばれる有料広告を利用する必要があります。

リスティング広告は、あるキーワードに対して検索結果の上部に表示されるような仕組みで、自然検索とは異なり相応のコストがかかります。
自然検索よりも目立つ位置に表示されるため、ユーザーの目に留まりやすい点がメリットです。

3.ディスプレイ広告からの流入

ディスプレイ広告は、広告枠が設けられているWebサイトに表示させる画像・動画・テキストリンクを指します。

広告枠を設けたWebサイト上で表示されるので、検索流入とは違い、自社商品・サービスに興味・関心がない層へのアプローチが可能です。

流入数は多くなるものの、必ずしもニーズのあるユーザーがクリックしてくれるわけではないので、成約率は低い傾向にあります。

4.ソーシャルメディアからの流入

TwitterやInstagramといったソーシャルメディアに投稿した記事から、自社サイトに流入するのも経路のひとつとしてあります。

SNSは投稿内容によって他ユーザーによって拡散・シェアされ、爆発的に集客できるケースもあるので、期待度は高いでしょう。

特に影響力のあるインフルエンサーと呼ばれる方が、自社記事を拡散すると、数千~数万のアクセスが生まれる可能性もあります。

そのため、多くの企業アカウントで、集客のためのSNS戦略は緻密に計算されており、書籍やネット記事、セミナーが多く存在するので、参考にできるでしょう。

参考:SNSを活用してホームページの効果を高めよう

5.外部サイトからの流入

自社サイト以外のサイトに貼ってもらったリンクから、ユーザーが訪れる流入経路もあります。

外部サイトでリンクを貼ってもらうことを被リンクと呼び、検索エンジンの順位に影響を与える要素のひとつです。

そのため、良質なWebサイトから被リンクをもらい、外部サイトからの流入と、自然検索からの流入を狙うのが効率的といえるでしょう。

参考:初めてでもできる!SEO対策入門講座③~重要ポイント7選とMEO

6.メルマガからの流入

メルマガに記載した自社サイトのURLをクリックしてもらうのも流入経路として考えられます。

この場合は、すでに自社について認知している、あるいはファンである可能性が高い方がターゲットです。

ただし、メルマガの内容によっては、過度な宣伝を嫌った購読者に購読を解除されてしまうケースも珍しくありません。

ホームページにはメルマガに記載しきれない有益な情報を掲載している、といった内容をうまく伝えられるかが流入数を増やす鍵になるでしょう。

参考:「見込み客」を育てよう

7.お気に入りやブックマークなどの直接流入

以前に自社サイトに訪れたユーザーが、お気に入りやブックマークをして、検索エンジンや他サイトを経由せず訪れることを直接流入と呼びます。

一度何らかの流入経路から自社サイトに訪れてもらう必要があるので、直接流入自体にコストはかかりません。

直接流入数を増やすには、自社サイトの情報を有益あるいは面白いと思ってもらい定期的に訪れようと考えてもらうことが必要です。

自社サイトに興味を持ってもらうには、充実したコンテンツ作りが肝になるでしょう。

参考:【初心者の方必見】定期的に更新できるおすすめのコンテンツ

8.アフィリエイト広告からの流入

自社商品・サービスを個人ブログや商業ブログで紹介あるいはリンクを貼ってもらい、購入ページへ誘導するのがアフィリエイト広告です。

アフィリエイトは、自社商品・サービスに関連したブログやサイトで取り扱ってもらえるので、潜在ニーズのあるユーザーが流入してきます。

自社で本格的なWeb集客をする必要がない分、PR方法はブログ・サイト運営者に依存するのが特徴です。

9.その他の広告からの流入

リスティング広告やディスプレイ広告以外にも、流入経路となる広告はいくつかあります。
ここでの詳細は省きますが、広告は全てコストがかかるので、その他の広告からの流入も、相応の予算が必要です。

10.まとめ

Web集客の流入経路についてまとめました。
ご自身ですでに利用されているもののほか、活用できそうな経路があれば検討してみてはいかがでしょうか。

次の記事では、具体的なWeb集客の方法や、業種別のポイントについて解説してまいります。
集客や情報発信の方法として、自社と照らし合わせながらチェックしてみてください。

次記事:Web集客って?③~Web集客の方法と業種別ポイント~

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